華麗なる藻一族

シルシル☆モモコサンデー

食欲の秋、いも、栗、油がのった魚、……秋冬は、おいしいもの誘惑に勝てな~い!!
夏は食欲がなかったのに、肌寒くなって、一気に食欲が大盛になる方は多いのでは?
さらに、煮込みハンバーグやシチュー、焼肉、串あげ、なぜかこってりしたものが美味しく感じる秋冬。
モンブラン、スイートポテトなど、スイーツの誘惑もかなりのものです……。
天高く馬肥ゆる秋。秋冬太りに何か秘策はないものでしょうか?

今回は、女性誌を中心に大人気の、「伊達式ダイエット」でおなじみの伊達友美先生に、秋冬ダイエットのポイントをお伺いしました。


伊達 友美 先生

伊達 友美 先生 Yumi Date
日本抗加齢医学会認定指導士
管理栄養士
1967年、静岡県生まれ。ダイエット、心と身体と性にまつわる栄養学=ホリスティック・ニュートリションを専門とし、これまでに約5000人の減量栄養指導を経験。単なる減量ではなく、「ボディラインと肌を美しく変身させる」ことを目的とした指導を行う。自らも20kgのダイエットとニキビ肌改善の体験を持つ。

ヴィーナスアカデミー 講師
アオハルクリニック カウンセラー
銀座アンチエイジングラボラトリー カウンセラー
日本ダイエット健康協会理事
日本栄養士会、東京都栄養士会、日本産業衛生医学会、
日本ニュートリショニスト協会、日本メンズヘルス医学会会員。

【近著】
「やせる!伊達式コンビニでダイエット!」
(廣済堂出版)

糖質・タンパク質・脂質で代謝を上げて体を温める

山咲 秋冬は毎年太ってしまうのですが、ダイエットを成功させる秘訣は何でしょうか?
伊達先生 秋冬は太りやすいと思っている方が多いですが、実は夏に比べると、ダイエットに適した季節なんですよ。秋冬は、気温が低いので、夏に比べて体温を上げなければなりません。外気が冷たいので、体はがんばって熱を作りだします。基礎代謝が夏よりも少し上がり、その分カロリーを消費するわけです。
山咲 では、なんで太ってしまうのでしょうか?
伊達先生 みなさんがイメージしている冬太りは、寒くて動かなくなるからではないですか(笑)? また、「天高く馬肥ゆる秋」というのは、夏場が暑過ぎて食欲が落ちてしまい、その分を秋に取り戻すという体の働きなので、夏でもしっかり食べていた人には、食欲の秋はやってきません。
山咲 なるべく体を動かした方がいいと思うのですが、冬は寒くて外に出たくないんです。
伊達先生 外気にふれるだけでも、代謝が上がりやせやすくなるんですよ。ピリっと冷たい外気にあたると、自律神経のスイッチが入って、体が熱を作りだそうとします。体の表面は冷たくしておいた方がいいんです。しかし、体の芯は暖かくしておかないと、代謝も免疫力も下がりますから気をつけてくださいね。いかに芯をあたためるかが、ダイエットのポイントになります。
山咲 体の芯を暖めるにはどうしたらよいですか?
伊達先生 温かい飲み物や食べ物を摂ることです。氷が入った飲み物や、アイスクリームなどの冷たいものは控えてくださいね。体を暖めるには、実はカロリーが必要なんです。カロリーは熱量の単位なので、太るかヤセるかの単位ではありません。とにかく低カロリーの食事にするとやせて、高カロリーなものを食べると太るとみなさん思っていますが、大きな誤解です。熱を起こす力が大きいものが高カロリーで、小さいものが低カロリー。冬場はカロリーが高いものを体が欲するのは、体を温める必要があるからなんですよ。
山咲 体を温める栄養素は何ですか?
伊達先生 三大栄養素と言われる糖質、タンパク質、脂質です。これは、米と肉と油ですね。この3つはしっかりとってください。みなさんダイエットを始めると、米は食べないし、油は減らすし、肉は控えて、どんどん代謝が下がってやせにくい体になってしまうのです。ヤセるためにと野菜ばかりの食事をする人がいますが、野菜にはカロリーがほとんどありません。温野菜でも、それだけでは体が暖まりません。野菜に含まれる栄養素はビタミン、ミネラル、食物繊維。必要な栄養素の順番で行くと、4~6番目なんです。これらは、三大栄養素を体の中でうまく働かせるためのもので、4~6番目の栄養素だけをとっても意味がありません。だって、三大栄養素しか熱をつくらないんですから。冷えの気になる女性の特に冬場のダイエットには向かないんです。

いい油をいかに摂るかが健康とダイエットの秘訣

山咲 一般的なダイエット知識にはいろいろ誤解があるのですね。というわけで、その摂り方ですが、油には、いろいろな種類がありますよね? 何をとればいいのでしょうか?
伊達先生 常温で液体で透明なもの、いわゆる不飽和脂肪酸ですね。飽和脂肪酸は、常温で固まっていてにごっている油です。バター、肉の油身などは、それに当てはまりますので、できるだけ控えましょう。積極的に摂っていただきたいのは、先ほどの不飽和脂肪酸ですが、不飽和脂肪酸がすべていいという訳ではありません。
山咲 不飽和脂肪酸は、今、健康ブームで大変注目されているのですが、飽和と不飽和のカテゴリーで考えるのは間違えているということでしょうか?
伊達先生 不飽和脂肪酸の中でも、あまり摂り過ぎない方がいいものと不足しがちでできるだけ多くプラスした方がいい油があります。皆さんが普段の食生活で不足しがちないい油とは、ω(オメガ)3脂肪酸を多く含んでいるもの。あまり摂りすぎない方がいいのはω6脂肪酸です。しかし、一緒に含まれている場合が多いので、特にω3脂肪酸が多いものを積極的にとることが大切ですね。
山咲 ω3脂肪酸は体の中で、どのように働くのですか?
伊達先生 体の中の悪い油を外に出してくれます。ダイエットには最適といっていいでしょう。そして、炎症を抑える働きがあります。炎症とは、風邪、アレルギー疾患、ニキビなど免疫反応などによって起きる不調のもとです。
山咲 ω3脂肪酸は、何の油を食べれば摂れますか?
伊達先生 植物油でいえば、シソ油、エゴマ油、亜麻仁油です。また、青背の魚に含まれているDHAやEPAも、ω3脂肪酸です。しかし、ω3脂肪酸は熱に弱いので、なるべく加熱しないで生で食べるのがポイント。これからの季節は、生ガキもいいでしょう。他にはナッツ類。クルミ、ピーナッツ、栗にも含まれています。
山咲 秋は、栗ご飯にしめサバなんていいですね~♪
伊達先生 日本人は古くから、魚や木の実でω3を摂ってきたといわれています。ですから、日本の昔ながらの食はダイエットにいいんですよ。
山咲

庶民的なスーパーでは、サラダ油がヘルシーと歌われ、ドーンと置いてありますが、
これらはどうなのでしょうか?

伊達先生 ヘルシーなイメージがありますが、コーン油、ベニバナ油、ゴマ油は、ω3脂肪酸をあまり含みません。これらは、炎症を促進するといわれているω6が多く、できるだけ控えた方がいいですね。厚労省の食事摂取基準ではω3,6,9をバランスよくとらないといけないと言っていますが、それぞれの食品に含まれる脂肪酸の量を測って食べるのは栄養士さんでも難しいものです。また、体によくないと話題になっているトランス脂肪酸も不飽和脂肪酸の仲間なんですよ。マーガリンや、コーヒーミルクなどがトランス脂肪酸を多く含んでいます。植物性でヘルシーな気がしますが、飽和脂肪酸よりさらに体に悪いとされています。脳の半分以上は油で出来ていますし、心臓は油がないと動きません。いい油をいかにとるかが、ダイエット成功だけでなく、健康のためにも重要なのです。また、性ホルモンは油から作られます。女性ホルモンは、ダイエットにも美容にも大きく影響しますから、油抜きの食事はとても危険です。そして、これから寒い季節、油を抜くと、まず体が冷えやすくなりますから、いい油をとって体を温めることが重要なんです。
山咲 植物油を買うときに、「ω3」というほとんど表示はみかけませんが、何を基準に買ったらよいですか?
伊達先生 ω3脂肪酸のαリノレン酸が多いものを買いましょう。表示を見れば、先ほどのシソ油、エゴマ油、亜麻仁油には、αリノレン酸が豊富に含まれていることが分ります。これらの油の適量は人によって差がありますが、まずは、1日ティースプーンに2~3杯を目安にとるようにしてみましょう。油抜きダイエットをしてきた人には、それより多くとってもいいですが、上限は1日大さじ3杯です。

赤身のお肉をしっかり食べてキレイに痩せる

山咲 ダイエットを意識する女性は、お肉を控えるなど、タンパク質も抜きたくなりますが、三大栄養素に入っていますよね?
伊達先生 キレイにやせるためには、肌が荒れたり、髪が抜けたり、爪が割れたりするダイエットは困りますね。実は肌も髪も爪も、すべてタンパク質で出来ているんですよ。
山咲 どのような食品をとればいいですか?
伊達先生 動物性のタンパク質ですね。一番のおすすめは、お肉です。
山咲 お肉を食べると太りそうな気がしますが……?
伊達先生 動物性のタンパク質は、とにかく吸収がいいんです。タンパク質を吸収して筋肉量を増やせば代謝が上がって、やせやすい体質になるのです。「食べるとすぐ太っちゃって……」と言う人は、たんぱく質が不足していて体の筋肉量が少ない人がほとんどです。それに、肉を食べると体が暖まって代謝が上がりやすくなるので、ダイエットに適した食品なんですよ。卵や魚も動物性ですが、お肉ほどは食べてからだが暖まりませんよね? 伊達式ダイエットでは、赤身のお肉をしっかり食べてもらいます。赤身肉には鉄分も多いので、特に若い女性には適した食材なんです。
山咲 雑誌や健康食品などではアミノ酸を唱っているものが多いですが、アミノ酸で摂るのと、どう違うのですか?
伊達先生 分解された形でとるのか、そのままで摂るのかの違いで、栄養素としては変わりません。ただ、お肉を食べると、咀嚼し消化や吸収に顎や内臓を多く動かすので、食べる事でカロリーを多く使います。
山咲 「アミノ酸バランス」という言葉をよく耳にしますが、なぜ意識しなければならないんですか?
伊達先生 体をつくるアミノ酸は20種類あり、そのうち8種類は(子供は9種類)必須アミノ酸といって、体の中ではつくることができないので、食べ物で摂らなくてはなりません。「アミノ酸スコア」と言う言葉をご存知ですか? 必須アミノ酸のバランスを示したもので、100が一番上の値です。卵は100ですが、豆、穀類は低くなります。1つの食品で補おうとせず、いろいろ食べて、必須アミノ酸が全部そろえばいいわけです。
山咲 αリノレン酸が多い油、赤みのお肉を摂って、ご飯も食べる。なんだか、やせそうな気がしないんですが……??
伊達先生 年齢があがってきたら、今までと同じ量を食べていたら太るのは当然です。自分の年齢や体の状態にあわせた食べ方も重要になってきます。あせって三大栄養素を抜くダイエットをすれば、短期的に体重は落ちますが、リバウンドしやすいでしょう。しっかり食べて、筋肉量を増やしながら、緩やかにやせていくのが成功のカギ。これから何十年も食べ続けていくわけですから、あせらなくても大丈夫ですよ。今日食べ過ぎたら、明日調整すればいいのです。私がおすすめしている方法は、まず2-3週間は赤身肉・ご飯・良質油をしっかり食べて、代謝を上げます。その後、2週間だけ集中的に食事量を減らすと、摂取カロリーと消費カロリーの差が大きくなるので、体脂肪が使われてやせるんです。こうして、体を油断させて、やせやすい体を作っていくのがコツなのです。
山咲 がまんしないということは、ダイエッターにとって非常にありがたいことですね。
伊達先生 体が欲しているものは、その時足りていないものだということなんです、きちんと食べてあげれば、その欲求は収まりますよ。
山咲 ダイエットでサプリメントや健康食品はどのように、活用すればいいですか?
伊達先生 サプリメントや健康食品だけを食事にするのはよくありませんが、忙しい時や時間がない場合は、コンビニのおにぎりなどにプラスして使いましょう。必ず食べ物と一緒にとることがポイントです。
山咲 ありがとうございました。早速、明日から実践してみます!


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