華麗なる藻一族

シルシル☆モモコサンデー

スピルリナと腸には、チョ~深い関係があるみたいです!
スピルリナは栄養バランスが良く健康にいいとされていますが、秘められた力はまだまだ解明途中。健康のキーワードとして、腸内細菌が話題になっていますが、そこにはスピルリナが大きく関わっているとか!?また、現代人を悩ますアレルギーにもスピルリナは力を発揮しているようです。今回はスピルリナと腸の研究の第一人者林修教授に、健康維持に役立つ研究報告をドッサリ聞いてきました!


林 修教授

「元気の源は腸にあり!」

女子栄養大学 林 修教授 Osamu Hayashi
薬学博士、医学博士。
東京薬科大学薬学部製薬学科及同大学大学院薬学研究科卒業後、順天堂大学医学部助手、米国イリノイ州ノースウェスタン大学医学部助手、順天堂大学医学部講師を経て、平成9年4月から女子栄養大学教授に。免疫学、免疫検査学 免疫とアレルギー、加齢にともなう粘膜免疫機能変化とその維持について研究を行う。エイジングケア素材としてスピルリナを中心に研究を進めている。

▼所属学会(国内)
日本衛生学会、日本生気象学会、日本疫学会、
日本栄養・食糧学会、日本アレルギー学会、
体力・栄養・免疫学会

腸は元気の源。病原体などの侵入から体を守る、大切なバリヤー!

山咲 腸内細菌をはじめ腸の健康について、マスコミで多くとりあげられ、腸がブームになっていますね。
林教授 腸は健康の要です。その働きは、一般的に食べ物を消化し吸収するだけだと思われてきましたが、腸では免疫機能が働き、外敵から身を守る大切な器官であることが世間的に広まったことで、「腸ブーム」が起こっているのだと思います。
山咲 “免疫”というと大切な感じがしますね。
林教授 腸は、人間が生きていくうえで大切なエネルギーや栄養素を取り込むところであり、同時に外敵から防御する場所。身体維持の中心になるところですね。元気の源は腸にある、といっても過言ではないと思います。
山咲 体の防御機能というと、細菌やウイルスが体に入ってきた時に戦う、免疫細胞を想像しますが、腸にもあるのですか?
林教授 免疫系には2つの機能があり、体の中に入ってきた病原体などの悪いモノをやっつける免疫と、体の中に入れないために阻止するバリヤーの役割をする免疫機能があります。バリヤーの役割を果たしているのが腸の免疫です。
山咲 腸は体の中にありながら、バリヤーの役目を果たすとはおもしろいですね。
林教授 腸は体の中に開いた外側と考えた方がいいでしょう。皮膚と同じです。皮膚は悪いモノに触れた時、それを体内に入れないような構造になっていますが、腸は食べたものに入っている悪いモノを体内に入れないよう防御機能が働くのです。
山咲 腸管の中は外側であると考えればいいのですね。
林教授 食物の中には、病原体やアレルギーの元となる体に悪いモノや不要なものがあります。それを体内に入れないよう食い止めるのが、腸の免疫機構。小腸の粘膜で起こることから粘膜免疫といっています。

スピルリナは、粘膜免疫を活性化させ、体の防御機能を高める!

山咲 スピルリナと腸には深い関係があると聞いています。
林教授 90年代の動物実験で、スピルリナを食べさせると、腸内の善玉菌を増やして腸内細菌のバランスが良くなるという報告 がありました。
山咲 乳酸菌は、健康の話題にのぼりますが、同じ働きをするのでしょうか?
林教授 腸内細菌のバランスが良いと免疫機能が正常に働くと考えられていますので、働きの一つとしては同じかもしれませんが、スピルリナは、腸の粘膜免疫と大きく関わっています。
山咲 どのようにでしょうか?
林教授 腸管は、栄養を摂り込むために、必要な栄養、不要なものに分ける働きをしていることが最近分かってきました。
山咲 腸が自分で考えるような力を持っているという事ですか?
林教授 そうなんですよ! 腸は、ヒダ、絨毛(じゅうもう)、細胞表面の微絨毛など、突起物の凹凸が多く、腸の表面積は、広げるとテニスコート1面分もあると言われています。
山咲 私たちのカラダに必要なものをたくさんとりこめるようにですね!
林教授 ですが、疲れたり、体力が弱ってくると、腸内バランスが崩れ、腸管から、必要なものだけでなく悪い物質を一緒に取り込んでしまうのです。
山咲 腸内バランスが整えば、免疫機能が整うんですね。
林教授 スピルリナが腸内細菌のバランスを整えるのに、直接的に働いているのか、間接的に働いているのか、その詳細なメカニズムは分かっていません。しかし、免疫機能を活性化していることは間違いないと言えます。
山咲 スピルリナは、体の防御機能を高めるということですね。
林教授 その詳しいメカニズムは解明されていないので、私の研究室では、10年以上、スピルリナが粘膜免疫を維持・活性化する仕組みを確立する実験をすすめています。
 
ヒトの腸のモデルとして使用するCaco-2細胞の培養。
人間の腸とスピルリナのメカニズムを探るため、細胞レベルの実験を行う。

【培養2~3日目頃】

【培養4日目頃】

食物アレルギーだけでなく、アレルギー反応全般を抑制するスピルリナ!

山咲 体の外からくる悪いモノの中に、アレルギーの元となる物質というものがありましたが、スピルリナとアレルギーには関係あるのですか?
林教授 アレルギーの元となるアレルゲンが小腸に入り免疫機能を刺激すると、アレルギーの原因となるIgEという抗体が血液中に現れるとともにIgAという抗体が小腸粘膜に分泌されます。IgAはアレルゲンと結合して体外へ排出してくれる働きをします。
山咲 IgAが食物アレルギーを阻止してくれるのですね?
林教授 アレルゲンが侵入し腸管の粘膜免疫が働くと、免疫抗体IgAが腸の表面に出てきます。
山咲 IgAとスピルリナと関係があるのですか?
林教授 私たちの実験室では、卵白アレルギーを起こす物質をマウスに与え、スピルリナを食べさせたマウスとそうでないマウスを比較する実験をしています。2か月間、マウスにスピルリナを食べさせた方のグループは、そうでないマウスと比較して腸内のIgAが高まっていることが分かりました。
山咲 人間にも同じような働きがあるのですか?
林教授 残念ながら人間の腸管で同じ実験はできませんので、唾液中に分泌されるIgAの量を測定しました。スピルリナを食べた人とそうでない人と比較すると、長い間にわたって多く食べた人の方が唾液中のIgAが高まるという結果が得られました。
山咲 私は花粉やハウスダストやダニなどで起こるアレルギー性鼻炎で悩んでいますが、スピルリナは食物アレルギーにしか働かないのですか?
林教授 アレルギー性鼻炎は、IgEという抗体が関わってきます。それが増えることでアレルギー反応が起きやすくなるので、抑制する働きが望まれます。
山咲 スピルリナとIgEには関連性がないのですか?
林教授 先ほどの、スピルリナを食べさせたマウスについての私たちの実験では、IgAが高まる一方、血液中のIgEは抑制するという結果を報告しています。
山咲 アレルギー性鼻炎に対してはどうですか?
林教授 アレルギーでない人では、免疫細胞の中のヘルパーT細胞であるTh1とTh2のバランスがとれています。しかしアレルギーを起こしやすい人は、Th2の働きが強くなっているとされています。アレルゲンの侵入があると、アレルギーを起こしやすい人ではTh2の働きでIgEを盛んに出しアレルギー反応を起こしてしまいます。アレルギー性鼻炎の人についてのアメリカの研究では、スピルリナを食べた人は、そうでない人と比較してTh2が抑えられてTh1とTh2のバランスが正常化したと報告しています。
山咲 IgEを抑制する方向にスピルリナが働いた、と言えるのですね。これは、人による実験ですか?
林教授 そうです。3か月間、一日2gのスピルリナを食べてもらった研究結果です。

スピルリナは食べ続けることにより、健康が維持される!

山咲 スピルリナは、人を健康する働きがあることがよくわかりましたが、先生ご自身も食べていらっしゃるのですか?
林教授 私は錠剤を1日4g摂っています
 
山咲 私はお料理に使うことが多いのですが、スピルリナを食べる上で、効果的な食べ方はありますか?
林教授 スピルリナパウダーを使うなら問題ありません。スピルリナをまるごと食べることがいいですね。
山咲 食べ続けることがいいのでしょうか?
林教授 そうですね。私は5年間続けて食べていますが、風邪をひきにくくなり、持病の胆石も起こらず、若返ったような感じです。
山咲 アンチエイジングにもいいのでしょうか?
林教授 若返りの秘訣といわれる抗酸化作用がスピルリナにはありますから、アンチエイジングを期待して食べるのもいいでしょう。腸の免疫機能も年齢とともに落ちていきますから、スピルリナの力を借りるのはいい方法です。
山咲 腸も年をとるのですね。
林教授 年をとったマウスのお腹の中をみると、ぷよ~んとしていますし、腸も張りが少ないようです(笑)。
山咲 こ、怖いですね……。
林教授 これからは、病気を食べて治す時代が来るでしょう。そのために、私達はスピルリナと免疫の研究を続けていきます。



レシピを投稿する・コンテストに応募する

いかにもカラダに良さそうな緑の色、海苔のような抹茶のようなほのかな風味、パンや小麦粉料理に入れてモチモチ感も。スピルリナパウダーを使って、ヘルシーなアイディアレシピを考案してみませんか?
期間中に、スピルリナパウダーを使ったレシピを投稿された方全員が、コンテストの参加者となります。コンテストへの参加を希望される方を対象に、先着50名様に、スピルリナパウダーをプレゼントします。

  • プレゼントを申し込む
  • レシピを投稿する